リブ私史ノート 女たちの時代から

秋山 洋子

1,942円 +税

ISBN: 978-4-7554-0030-8        1993年01月発行

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「肉声のウーマンリブ史が遂に出た、ってかんじです」−田中美津。かつてあれほど中傷、偏見、嘲笑を受け、しかも痛快で、生き生きとした女の運動があっただろうか。あの時代、ことばはいのちを持っていた!ウルフの会の一員としてリブの時代を駆け抜けた一女性の同時代史。リブ資料多数収載。

リブ私史ノート 目次

Ⅰ リブ私史ノート
はじめに リブの時代と私  p.7
1 ヤンとアニー p.15
2 日本最初のリブ資料 p.25
3 和製英語「ウーマン・リブ」の誕生 p.35
4 ウルフの会 p.51
5 榎美沙子と中ピ連 p.121
6 海外への発信 フェミンターン・プレス p.139
7 『女のからだ』翻訳と出産クラス p.154
おわりに リブについてのいくつかのメモ p.171

Ⅱ 「女から女たちへ」より
ビッチ宣言 ジョー・フリーマン p.213
家事の政治学 パット・マイナルディ p.227
膣オーガニズムの神話 アン・コート p.234
長い変革のための序 黒田ユキ p.247
HOW TO CHUZETSU 村上節子 p.253
ピルは本当に良いものか 秋山洋子 p.260
実用篇・子供をつくるとき 秋山洋子 p.265
石女の叫び 江間菊子 p.272
まさか わたしが… 三波沖子 p.279
丁玲について 秋山洋子 p.286
コロンタイ「三代の恋」をめぐって 団真樹子 p300

あとがき p.309