〈侵略=差別〉の彼方へ  あるフェミニストの半生

飯島愛子・著

2,300円 +税

ISBN: 978-4-7554-0164-0        2006年06月発行

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目次第一部 生きる―あるフェミニストの半生
第一章 〈革命〉・〈性〉・〈自立〉の葛藤のなかで 6
第二章 新しい女の運動を求めて 104
補遺1 なぜ「侵略=差別と闘うアジア婦人会議」だったのか 138
補遺2 国際シンポジウム「ジェンダーと国民国家」基調講演 158

第二部〈侵略=差別〉とたたかうということ 171
◎主要論文1
どのように闘うことが必要とされているか
「平和と民主々義」が日常的にハカイされているなかで感じた私たちの疑問
172
◎主要論文2
 “侵略=差別と斗うアジア婦人会議”に参加しよう 183
◎主要論文3
一九七〇年活動方針案(日本社会党東京都本部)救援活動に関する意見書 
  185
◎主要論文4
婦人運動と“差別”について 192
◎主要論文5
同化=差別=侵略 195
◎主要論文6
女にとって差別とは何か 201
◎主要論文7
男への「同化」でない婦人解放運動の確立のために 218
◎主要論文8
女にとって搾取とはなにか
なぜ生む性としての女は、社会的労働の場において差別されるのか 238
◎主要論文9
 “戦後婦人解放”とは何だったのか 256
◎主要論文10
性の収奪
女の性から見た優生保護法 268
◎主要論文11
体制内・二つの潮流 284
主要論文12
キーセン観光の経済的背景 287
◎主要論文13
私たちはどこへ向かおうとしているか 293
◎主要論文14
女・民族・天皇制 317

第三部 解説と年譜 331
〈反差別〉の地平がひらくもの 加納実紀代 332
飯島愛子年譜(作成・石塚友子) 362
飯島愛子主要執筆リスト 375
侵略=差別と闘うアジア婦人会議活動年表 379